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包むことを韓国では「サム」というようです。
葉っぱで包んで、海苔で包んで、昆布で巻いて・・・とにかく何でも包んでパクッ!
栄養的にも、沢山の食材を一つに丸めて食べるパーフェクトご飯。

真似しようかな・・・。
でもまず、冷蔵庫の中の野菜をチェック。
大根、えのき茸、もやし・・・という訳で、白い野菜のおひたしを作ることにしました。
熱湯で少し茹でた野菜をダシに浸けておくと美味しいおひたし。
大根を山のように食べられるのでうれしい好物です。

今日は主役のお肉もシャブ、シャブと火を通し、野菜と一緒に浸けておきます。
肉の旨みも加わって、いつものおひたしがバージョンアップします。
お好みで黒ゴマや七味をかけてどうぞ。
沢山作っても味がしみて更に美味しくなります。
この寒さの中で、大根の甘みと肉の旨みが優しい一皿になりました。

こんな和風のおかずも、サンチュの葉で包むのに向いています。
コチュジャンなど好みの醤や味噌やごはんものせて。
とっても日本的な一品を、とっても韓国風な食べ方でどうぞ。

地養豚レシピ│白い野菜と豚のおひたし
包んでパクッ!この時期美味しい大根を相性の良い豚肉をまとめて
美味しいフィンガーフードとしていただきましょう。

作りやすい分量

お好みの食材各適量
地養豚しゃぶしゃぶ用スライス肉
大根(目安:20cm)
もやし(目安:1/2袋)
えのき茸(目安:1/2束)

[浸け汁]
和風出汁      1/2カップ
みりん       大さじ2
塩         大さじ1〜
醤油        小さじ2
1.小鍋で浸け汁を作り、冷ましておく。
2.大根は千六本に切る。もやしはひげ根を除く。えのき茸は石づきを除く。たっぷりの湯を沸かし、野菜を種類別に半量位ずつ入れて10秒で取り出し、1.に浸ける。
3.肉も同様に熱湯で色が変わるまで火を通し、1.に浸ける。

浸け汁の塩は野菜の量により加減して。

谷島せい子 Profile
航空会社でのフライト勤務の後、映画会社の海外コーディネータ兼通訳として働く。
結婚後、有名プロよりフランス、中華料理の指導をうける。茶道教師であり、料理に堪能な母に最も味の影響を受け、レストランコーディネートの経験も経て、独自の家庭料理の教室を育児の傍らスタートさせる。この20年間をベースに南麻布にスタジオNOWを開設。
銀座TOTO Recipe館でも講師を務める。
現在、NHKをはじめとするテレビ、雑誌等でも主婦の視点から料理生活のアイディアを提案。
【出版書】
 『上手な包丁さばき』(金園社)・『ふだんの日のごちそう』(共署、文化出版局)
 『新保存食レシピ180』(主婦と生活社)・『元気をごっくん!モーニングジュース』(NHK出版)
 『ひとりぶんから作れる小さな献立』(文化出版局)・『ババちゃんのおやつ』(雄鶏社)
 『もっと豆腐が好きになる』(雄鶏社)『フレーバーソルト&シュガー』(家の光協会)
 『からだがよろこぶ ジュースレシピ230』(主婦と生活社)
 『缶詰でおいしいレシピ』(家の光協会)
 『決定版!体を温めるしょうがレシピ』(アスペクト)
 月刊『ランティエ』に「谷島せい子の食べごろ料理帖」連載中。
 『女は60歳からが一番!』(講談社)

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